看護師 再就職支援や研修はどんなものがある?わかりやすくまとめてみました!

 

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近年看護師の研修として多くの企業や医療機関が力を入れているものとして、再就職支援があります。再就職支援というのはブランクがある看護師を少しでも現場に戻していこうとする目的があるケースも多く、看護師不足が深刻になっている現状を解決していくための手段となっています。

看護師のブランクというのは、1年2年というよりも、十数年の期間が空いている人を指している人が多く、1年2年であれば、まだまだ現場で頑張れる看護師として見られる可能性が高いです。(当然数年のブランクがある人が再就職支援を受けていくことはできます)これはどのようなことかというと、再就職支援というのは非常に基本的なことから確認していくことができる研修であることが多く、ブランクがあるから参加して大丈夫か・・・という疑問を持っている人でも安心して参加をしていけるものになっています。
学生のころに学習したことを再度学びなおしていくこともできるので、基本を確認していきたい人にもオススメできる研修であることは間違いないでしょう。

この再就職支援に関する研修ですが実に多くの機関で受けていくことができます。学術団体や、看護師協会等で受けていくこともできれば、就職支援起業等での研修を受けていくこともできます。どのような場所で受けていくのかによってないような若干変わっていきますが、基本的なことを学習していけることに大きな変わりはないでしょう。
一番手軽に参加していける研修としては、自分が所属している看護師協会に研修を受けていくのが一番でしょう。自分が参加している研修であれば、足を運んでいくのもそれほど苦労せず、しっかりと着実に参加をしていくことができます。また何かトラブルがあった場合にもすぐに相談できるので、メリットは多くあります。

また看護師の派遣などからブランクをゆっくり補っていく方法を取る人も多く、リハビリには最適なようです。そこでしっかりとした感覚を取り戻して
自分の働きたい病院や常勤を探せば良いと思います。

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看護師の派遣

基本から学びなおせるので、スキルアップを目的としている看護師にとっても再就職支援は効果的です。看護師としての基本を学びなおすというのはとても大切なことです。というのも、看護師として現場で仕事をしているとその現場の分野では専門的経験を積んでいくことができますが、意外に非常に一般的な看護スキルについては疎かになってしまうことがあります。
再就職支援ではそのような一般的な看護スキルをしっかりと磨いていくことができるので、この点において大きな魅力を感じる人もいます。

○就職先の医療機関で積極的に復職支援をしてくれるケースも増えてきている

就職先、再就職先で復職支援をしてくれることも多くなっています。この場合現場に体を慣らしていくことができるので、大きなメリットがあります。非常勤ということではなく、研修ということで現場で活動をすることができるので、手厚いフォローを受けることができたり、あるいは、積極的に研修を受けていくことができる場合もあります。

ただ、人によってはこれから仕事をする現場で研修を受けることに抵抗を覚える人もいます。そのような人は、「失敗をしてしまったらそれがその後の仕事に影響をするのでは」という不安を感じている人が多いです。研修と言っても、仕事をする人と顔を合わせていくことになるので、そこで失敗をしてしまうと仕事に影響を及ぼしてしまうのではという不安になります。
研修なので失敗はして良いのですが、意外とこのようなことを気にしてしまっている人はいます。
また医療機関の場合、研修の質がばらばらになってしまっていることがあり、丁寧な研修を受けていくことができるケースもあれば、あまり良くない研修を受けてしまう可能性もあります。一度受けてしまうと質の良し悪しに関係なく受けていかなければいけない・・・という状況になる可能性もあり、このような点であえて違う場所の研修を受けていくという人も中にはいます。

○再就職支援、復職支援に関しては費用があまりかからないのが基本

再就職支援、復職支援の研修というのはほとんどお金がかからないことが多いです。何かあった時の保険の費用は必要になりますが、低料金で受けていくことができるでしょう。
あまり多くないと思いますが、大きな費用を必要とする研修というのは基本的に注意が必要です。費用に見合った内容が期待できるのか、運営団体はしっかりしているのか等含めてしっかりと検討して、慎重に判断していくことが必要です。費用がほとんどかからないのが基本ということを忘れないでください。

※よく間違ってしまうものとして、「専門性を高める研修」があります。これは再就職支援とは大きく違うものであり研修費が多く必要になるケースもあります。これに再就職支援の研修のつもりで参加をしてしまうと、当然レベルの高い研修についていくことができなくなってしまうので注意が必要です。

○技術主体なのか、「就職」主体なのか

再就職支援研修で意識をしておきたいのが技術主体の研修なのか、就職を意識した研修なのかということです。就職を意識した研修というのは看護師としての動向や、現場での看護師の立場の変化、基本的知識の確認が主になっていることが多く、ブランクのある人の時代の看護師と最新の看護師の現場のギャップをなくしていくという意味合いが強いです。機器の使い方に関しては、過去では全く使われていない最新機器の使い方を学んでいったり、使い方を学習していくことが多いです。
数十年のブランクのある人の場合、技術的なことに目が行きがちですが、時は時代のギャップを埋めていくほうが大切であるケースも多く、「就職」を主体とした研修もしっかりと受けていく必要があるでしょう。
(機器を多く取り入れるようになった医療現場では、技術があっても使い方を知らないと仕事をしていくことが難しくなってしまいます)

技術に関する研修というのは、代表的な例で言うと注射の使い方や、点滴の仕方、応急手当、薬に対する知識、データの読み取り方等を学習していくことになります。これらは基本的なことですが、非常に重要であり、看護師として定期的に受けておきたい内容でもあります。(ベテランの場合自分流になってしまっていることがあり、基本を忘れないためにも大切になってくるでしょう)

○再就職支援の一番の効果は「自信をつける」こと

再就職支援で一番大きなメリット、効果は「自信をつけること」ができるという点です。
自信をつけることができるという点は、医療従事者にとってはとても大切です。医療をうける患者側としては、医療従事者が堂々としているのと、おどおどしているのとでは覚える不安感が非常に大きく変わってきます。
自信をつけさせることが上手い指導者がいると、指導を受けている人はのびのびと行動することができ、適度な緊張感をもちつつ仕事をすることができます。

再就職支援を通して自信をつけることができれば、復職へは大きな一歩を踏み出すことができたと言えるでしょう。逆に言うと、不安がある状態のまま現場に出ていくことは好ましくなく、不安が最小限になるまで研修を利用していくことは大切ということになります。時間をかけてゆっくり行なってくれる研修は、研修内容をしっかりと学習していけるだけでなく、時間をかけて自信を積み重ねていけるので復職がとてもスムーズになります。このようなことから再就職支援はまとまった時間で行なってしまうのではなく、比較的長期に渡ってゆっくり行なっていけるものがより良いと言えるでしょう。

看護師のブランク&再就職率と年齢をデータで解説!

転職と言うと、若い人のイメージがありますが、今現在は決してそのようなことはありません。ある程度年齢がいった、ベテランの看護師も再就職をしていく、転職をしていくことは多くなってきており、年齢というのはあまり関係ない状況となってきています。

看護師は厚生労働省の情報によると、2011年から2015年の間に、5万人を超える看護師が不足するといわれており、この状況は以前あまり改善されていないと考えることができます。またあまり知られていませんが、看護師免許を持っている人の約半数は看護師としての仕事をしていないというデータも出てきています。

潜在的な看護師は多くいる一方で、仕事をしている看護師は少ないという状況は医療業界にとって大きなデメリットであり、基本的にどのような看護師でも復職してもらおうというのが現状の動きとなります。それを一番よく現しているのが、「再就職支援への取り組み」であり、これによって潜在的な看護師を少しでも少なくしていくことが大切と考えられています。

ブランクが何年あったとしても、年齢がいくつであっても基本的に再就職をしていくことはできます。しかしさすがに、年齢がいわゆる70代、80代になっており、看護師のブランクが何十年もあるような人であると再就職は難しくなります。
またブランクが10年を超えていくと再就職できる場所というのはなかなか限られてきてしまうので注意が必要です。

ですが、いわゆる病院等で仕事をしていなくても、教育や福祉の面で看護師として活躍をしている、看護師の知識を利用している場合、ブランクとして認められないことも当然あり、医療現場にスムーズに戻っていくことができる場合もあります。(当然再就職支援等は受けていき研修をしていくことが前提となります)

いわゆる看護師のブランクというのは、医療や福祉、教育等から一切離れて、一般企業の中で看護師とは本当に全く関係ない仕事をしている期間のことを意味します。
一般企業等で、健康管理を任されていたり、少しでも看護師とかかわりのあるような仕事をしている場合、それは必ずしも看護師のブランクになるということではありません。強いて言えば、医療現場に対するブランクであり、職場によってはしっかりと受け入れてくれることもあります。
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○再就職で一番大切なことはモチベーション

再就職で、年齢やブランク等で不安に感じるのは、まず「看護師としてのモチベーションがしっかりとあるかどうか」を確認してからで良いです。
再就職で一番大切なことは、看護師として貢献していきたいというモチベーションです。これがあれば再就職というのは乗り越えていける可能性が高いです。
このモチベーションというのは「自分がやりたいのはやっぱり看護師だった」「看護師以外生きる道はない」という強い気持ちになります。
逆に言うと、不安等を感じる段階では、再就職等はまだすべきではないと考えることもできます。強い気持ちがあれば、年齢やデータに関係なく行動を起こしていくことができるでしょう。

また上述しましたが、教育や福祉等でも看護師というのは活躍できる資格です。固定概念に縛られず、視野を広げて、職域を意識してみるのも良いでしょう。「医療現場は好きではないが、福祉現場は好きになった」という看護師も多くいます。「教育の場面でやりがいを感じる」という看護師も当然います。
また企業等で活躍する看護師もいます。「看護師として活躍していきたい・・・しかし医療現場は自分には合わない」という人は、是非違う職域、領域で看護師として仕事をすることを検討してみることをオススメします。医療業界以外で看護師が活躍できるようになることは、直接的に医療業界の負担を減らしていくことにもつながります。

○看護師の約6割以上が病院関係

看護師が職域を増やしていくことは、看護師の価値観を高めていくことにもつながります。しかし現状約6割ほどの看護師が病院で仕事をしており、診療所等を入れると、8割の看護師が医療関係の職場で仕事をしていることになります。
看護師でも病院等に苦手意識を持ってしまっている人は多く、このような状況であると潜在看護師をより増やしてしまう可能性があると言えるでしょう。職域をより多彩にしていくことができれば看護師の再就職というのはよりしやすくなり、また多くの人が看護師の存在を知ってくれることになるでしょう。

看護師の離職率というのは、10パーセント前後という数字が出てきていますが、再就職率というのはあまりはっきりとしたデータが出てきていない面があります。それゆえにどのような人が再就職をしているのかというのがいまいち見えてこないことになります。
ただ、潜在的な看護師が多くいることを考えると、再就職をしっかりとしようとしている看護師は現状まだまだ少ないと言えるでしょう。

医療機関やクリニック等以外でも再就職支援を、看護師に対してすることができれば、看護師はより仕事のしやすい状況にすることができるでしょう。

○閉鎖的な医療業界について対処をしていくことも大切

看護師の問題としては人間関係がとても大きな壁になっています。看護師は外の世界に触れることが少なく、また狭い専門性のもとで仕事をしていることが多くなるため、長期的に仕事をしている人は、自分ルールのようなものが生まれてきてしまっていることがあります。これが多くの人にとって障害になってしまうことが多く、人間関係のトラブルに発展してしまっていることになります。
医療業界はとても閉鎖的な傾向があり、業界のルールや自分ルールが多くできやすい環境にあります。これらは再就職をしていこうとする看護師にとっても大きな障壁になり得るものであり、これらをどれだけ改善していけるかもとても大切になります。

○若い人とベテランの人の看護に対する意識の差

看護師にとって年齢差と言うのも実は大きな問題になりがちです。看護師の価値観が違うだけでなく、時代背景や知識に差が出てくることもあります。看護に関する知識というのは常に最新にしていくことが必要ですが、これを実践できている人は少ないです。また自分の経験に固執してしまい、新しい情報を入手することに抵抗を感じているベテラン看護師の人も少なからずいます。
若い人は、若い人で最新の技術を過剰に利用しようとしたり、経験のなさから知識を無理やり活用しようとし、患者個人をみることができなくなってしまうこともあります。本来であれば年齢の差というのはお互いを尊重し助け合う要素にしていくべきなのですが、これらできていない職場のほうが多いと言えるでしょう。
再就職は、新しい風を取り入れる、年代の壁を取り払う上でも大切なものであり、違う業界を経験してきた人が職場に入っていくことで職場改善につながっていくこともあります。
※多くの業界を経験してきている看護師というのは、看護師としての現場のブランクはあるかもしれませんが、医療業界では気づきにくいことに気づいたり、改善策を講じていくことができたりと現代の医療にとって重要な立ち位置になる可能性を秘めています。
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再就職率を高くすることや、ブランクがっても看護師として仕事をしていけるようにすることは、医療業界の改善につながり、看護師がより活躍しやすい環境づくりに影響していくと考えられます。これらの環境は現状再就職しようとしている人たちが作っていくものであり、データはあまり気にせず、「強い気持ち」があれば、それを行動に移していくことが現状大切になっていきます。